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 今日はいよいよ最終日、ホテル出発は11時15分と少々時間がある。ホテルのすぐ近くにアルベルティーナ美術館があり、そこでレンブラント展をやっているので見に行く。10時の開場から約1時間ほどヂューラー、ルーベンス、エゴン・シーレなどの作品を鑑賞した。特別展にはレンブラントの作品が多数展示されていた。

 女帝マリア・テレジアの娘マリア・クリスチィーナの夫アルベルティーナ公に由来するアルベルティーナ宮殿内にこの美術館はある。アルベルト公が収集したデューラー、レンブラント、ルーベンスなどの版画や素描を収蔵する為、1804年アウグスティーナ修道院と王宮の一部を改装した。2003年3月に修復工事を終え再オープンした。

 11時15分に予定通りホテルを出発しウイーン空港へ向かう。・・・とここまでは予定通りで、Mさんも「今回な皆様のご協力で無事予定通りに進行しました」と言っていたが・・・。
ところがどっこい、
最後にとんだハプニングが空港で待ち構えていた

 ウイーン空港に20分位で着き、早速搭乗手続きの列に並ぶ。日本行きのカウンターのみやたら混雑している。それに係員の手際が悪く非常に効率が悪い。そうする内に我々のツアー客の所でぴたっと進まなくなってしまった。係員が電話をしたり端末のキーボードを操作したりしている。どうも様子がおかしいので聞いてみると、どうやらオーストリア航空がOver booking(超過予約)して座席に空きがないらしい。日本だったらすぐに責任者が駆けつけて対応に当たるところだが、ここはオーストリアで日本とは異なる。だいぶ時間が経過してようやく男性(責任者?)がやって来て、現地ガイドと何か話をしている。搭乗手続きが終わったらゆっくり食事してウイーン空港内を見て歩こうと思っていたが、これではそれどころではなくなってしまった。

 もしかしたら今日帰国できないかも・・・と言う雰囲気が漂い始めた頃に、Mさんが「どうしても今日中に帰国したい人は?」と希望を募った。我々夫婦は「可能であれば帰国したい」と希望した。どうやら何席かは確保できるらしい。結局12席確保できて、Mさんと残りの6人はオーストリア航空持ちでもう1日ウイーンに滞在することになった。

 この時既に13時50分、空港に到着してから2時間経過している。搭乗口でTicketを渡すとかで大急ぎで搭乗口へ向かう。我々以外にもOver bookingの被害者がいて、搭乗口で我々が手続きをしているとオーストリア航空の関係者に文句を言っていた。Mさんによると、「オーストリア航空は比較的トラブルは少ない」そうだ。こんなことは2度と味わいたくない。

 すったもんだしたあげく予定より30分遅れで、14時半に
オーストリア航空OS−051便が離陸。昼食をとり損ねたのでお腹が空いて仕方がない。ヨーロッパを昼に出て日本へは朝つくのでどうにも眠れそうにもない。映画を見たり音楽を聴いたりして時間を過ごした。

 約11時間のFlightで朝8時半に予定通りに到着。旅行社の人が出口に迎えに来ていた。その人によると残った7人は結局今日中にフランクフルト乗り継ぎで帰国できるとのこと。良かったのか悪かったのか、待たされたあげく遅れて夜に到着したのだろう。ビジネスクラスに変更になったかどうか私は知らない。

 10時5分発の相模大野行きのリムジンバスに乗り、12時5分に相模大野へ到着。小田急線に乗り換えて13時頃に自宅へ到着。

 今回の旅行はほぼ天気に恵まれ、自然、歴史、美術に音楽と前回の南ドイツ旅行とはまた一味異なる楽しみを味わった。今回も
充実した中味の濃い旅行であったと言える。Scheduleもゆったりしており自由時間も多く満足度は高い。
10段階評価で言えば10をつけられる。

 ウイーンには宿題をたくさん残してきた。やはり
ツアーには限界がある。今度は個人旅行でウイーンを訪れ、心行くまで隅々まで歩いてみたい

 最後にツアーコンダクターのMさんに感謝の意を表し、オーストリア旅行記 【〜氷河のパノラマとチロルのSL、ドナウの旅〜】を閉じる。
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