2005.08.22

 
ライブドア・グループの株価はHの”●●”なご託宣、堀江氏の選挙ネタなどのあまりにも下らない材料で突然お祭り相場になり暴れ出す。本業の業績そっちのけで目立つネタがあると飛び付く””★★”な御仁が多いと見える。だからこそ堀江氏の派手なスタンドプレー、言い換えれば『売名行為』が効果を上げる。 どこぞの政治家同様”■■”のない人間の常套手段・・・この様な人種が我が物顔で大通りを跋扈するのを目にすると実に不愉快になる。逆の見方をすればこの様な類の人種が支配している企業故株価の変動が大きいので、株式で利鞘を稼ごうとする方々にとっては(好き嫌いは別として)格好の狙い目にもなり得る。尤も思い入れが激し過ぎると大怪我をすることにも成りかねないが・・・。

 
エフェクターの株価は過去に何度も怪しい動きを示しているが、またまたインチキ臭い動きで終値は前日比8000円高の16万8000円で取引を終えている。8000円も株価を押し上げる材料は皆無で、近々怪しげな開示でも発表されるのだろうか?もっと有力なのが8月30日の株主総会対策・・・しかしながらあまりにも露骨な株価操作は却って疑惑を深め苦しくなるだけと思われる。どこの誰かは知らないが、よくもまあ性懲りもなく同じ愚を繰り返すと呆れ果てる。

 ブロードバンドタワーの株価は今日もまた派手な動きを示した。前場一時762万円まで下げその後は一転して上昇しストップ高となったが、結局終値は前日比90万円高の870万円で取引を終えている。連日激しい乱高下を繰り返しながら1000万円の大台を超えてが行くのだろうか?ガンホー・オンライン同様発行済み株式が少なく、かつ流動性が低いことが異常とも言える人気を呼んでいると考えられる。それにしてもどちらも1000万円を超える株価がつく様な企業にはとても思えない。株式の世界は何とも摩訶不思議・・・何やら恐ろしい魔物が潜んで獲物を待ち構えている。あるいは一方では天使が微笑みながら待っているかも・・・?

 
ガンホー・オンラインの株価は分割基準日が8月31日に迫ってきたことを反映し、急に動き始め14時頃にストップ高(200万円高)をつけた。結局終値は前日比180万円高の1620万円と微妙なところで取引を終えている。株式分割直前に高騰することが多く、そのあたりを意識しての取引が行なわれているものと推測される。株価が1500万を超えたことにより値幅制限は±300万円、勢いが止まらなければ明後日には再び2000万円台となるが果たして如何に・・・?分割基準日8月31日の終値はどの位になるのだろうか?それから10月20日の効力発生日までどの様に推移するか興味が尽きない。

 2005.08.23

 ガンホー・オンラインの株価は一転して大きく下げて、終値は前日比100万円安の1520万円で取引を終えている。いったい昨日の高騰は何だったのだろうか?どの様な思惑が背後で蠢いているのだろうか?やはり市場では魔物が獲物を狙っているらしい。こうなると何が何だか分からない。外野席から高見の見物と洒落込むのが一番、明日は明日の風が吹く・・・。

 ブロードバンドタワーの株価は939万円まで上昇し勢いありと見せたが大引け30分ほど前に急落し、終値は前日比47万円安の826万円で取引を終えている。ここにも最後に魔物が出現したと見える。明日(恐らく大引け後)2005年6月期の決算が発表される。某掲示板では大引け間際の急落を見て「明日の決算が悪いのでは?」などとの憶測が飛び交っている。明日は様々な思惑からここは乱高下する可能性がある。最後の急落が何を意味するかは近々はっきりする。

 現在追跡中のIPOに目を転じるといずれも下落している。
一休の株価は上場後最安値の74万3000円まで下げ、終値は前日比3万5000円下げて75万5000円で取引を終えている。公開価格55万円は上回っているが、初日高値108万円を頂点に大きく下げている。メディアクリエイトの株価(公開価格:680円)は初値天井(初値:1122円)で810円まで下げている。ビズネットの株価(公開価格:250円)は初日高値490円を頂点に358円まで下げている。ここまでは公開価格を上回っているが、クロップスの株価は初日高値1380円を頂点に下げて今日遂に公開価格1050円を割り込んでしまった。終値は前日比65円安の1015円で取引を終えているが、1000円割れ寸前まで追い込まれている。

 こうして見るとどこかで収束するのだろうがいずれの株価も下降線を辿っている。とすると一部の例外を除けばほとんどのIPOでは公開価格で入手して初日高値で売却した方の利幅が最大になる。今日IPOの
UCSの場合ではどうだろうか?初値4010円で寄り付き直後4160円(初日高値)まで上昇し、その後3810円(今日の最安値)まで一気に下落したが前場引けには4110円まで戻している。その後は下落して終値は3900円で取引を終えている。公開価格が2800円なので初日高値との差額は1360円になる。

 結果論として机上の計算では簡単に弾き出せるが、理屈で分かっていても実際に売買するとなるとそう簡単には行かない。そんなに簡単に上手く行けば誰も損することはない。株式の売買のタイミングは実に難しい。データの収集/分析、それに勘+度胸での勝負との意味合いでは競馬も同じだが、株式にはこれ以外に何か別の要素が加わっている様に思える。そう考えると競馬も難しいが、株式投資の方がより難しいのではないだろうか?

 2005.08.24

 
ライブドアの株価は堀江氏の出馬ネタの”●●”騒ぎが一服し少々下げている。ここは支持者の支えが結構強力な様でなかなか大幅な下落が少なく、終値は前日比4円安の504円で取引を終えている。ここの株価はオーナー同様相当したたかで”転んでもタダでは起きない”粘り腰を持っているらしい。そこがまた気に入らない。一発ギャフンと言わせたいが・・・。

 
ライブドア・マーケティングの株価は堀江氏の出馬とMSCB転換終了の2つのネタを受けて月曜日に5620円まで上げた。その後2日続けて下落し(下落幅:360円)終値は5360円と先週金曜日の水準に戻っている。MSCB転換終了したからと言って全てが終わった訳けではなく、むしろこれから引受け先2社が様子を見ながら市場に放出すると思われる。引受け先2社は利益確保が目的であり株式の長期保有を考えているはずがない。売り圧力は依然として存在すると見られる。

 
ブロードバンドタワーの株価は上場後初めて2日連続下落し、終値は前日比55万円安の771万円で取引を終えている。どうやら今日の大引け後に発表される2005年6月決算短信(非連結)を巡って様々な憶測が飛び交った影響が出たと思われる。8月18日につけた949万円をピークに乱高下しながら結局は下げているが、果たして決算を受けて明日からどの様に株価が推移するのだろうか?1000万円を超える?それとももっと下方へ・・・?

 ところで決算短信によると売上高48億6000万円、経常利益6億700万円とある。確かに前年度に比べると売上高で18億5400万円、経常利益で3億5600万円増えている。これだけ見れば成長性があると言えるが、それにしても株価が771万円とは高過ぎる様に思える。尤もガンホー・オンラインの2004年6月期決算で売上高42億4500万円、経常利益5億6700万円と比較しても遜色はない。とするとガンホー・オンラインの今日の終値1575万円と比べるとブロードバンドタワーの株価は安すぎる?いやそうではなくむしろ
どちらの株価も異常に高過ぎると言うのが正しい。ブロードバンドタワーの発行済み株式は1万9229株、ガンホー・オンラインは1万6360株と少なく、かつ流動性が低いが故の為せる業・・・ここまで行くとまさに”丁半博打”株式の典型と言える。

 昨日直近IPOの中で『
クロップスの株価が1000円割れ寸前』と書いたら、上場後10営業日にして早速1000円を割ってしまった。終値は前日比30円安の985円で取引を終えているが、既に公開価格を65円下回っている。何と言っても公開価格割れは不名誉なことで、経営陣としては少なくともそこまで戻したいところではあるが果たして・・・?それにしてもこの不人気の原因はいったい何だろうか?ちなみにクロップスのサイトによると、営業内容は『au携帯電話の販売及び付随するサービス全般』とある。

 一方昨日上場したばかりの
UCSの株価が前場取引開始から1時間足らずであっと言う間にストップ高(500円高)の4400円をつけている。今日の出来高は59万4700株だが、何と買い注文を倍以上の約141万株も残している。明日以降の続伸を見越した買い注文が膨らんだ為と見られるが、明日もあっと言う間にストップ高となるのだろうか?ちなみにUCSは”総合小売業のチェーンストア” ユニー系のクレジット会社だが、何故これほど人気を集めているかよく分からない。

 2005.08.25

 ライブドアの株価、ライブドア・マーケティングの株価揃って3日連続で下落している。しかしながら下落幅がこんなものではまだまだ足りない。不当に上げた株価にはきちんと落とし前をつけないと道理に合わない。人間の欲望を利用した阿漕な愚策は断じて許せない。

 今日の夕方
ライブドアは東証適時開示で新たなM&Aを発表した。ライブドアは全国展開の中古車買い取り大手ジャック・ホールディング(JACHD)の過半数の株式を取得して子会社化する。JACHDは近年の中古自動車流通業界の競争激化の影響を受け、2005年3月期決算(連結)では売上高430億6200万円、経常利益▲14億3200万円の赤字となっている。更に2006年3月期決算見通しでは売上高457億円、経常利益▲5億5000万円の赤字となっている。これを見る限りかなり苦しそう・・・そこでライブドア・グループが支援に名乗りを上げたと思われる。またJACHDに関して芳しくない話を耳にする。以前も指摘したがライブドア・グループが友好的にM&Aできるのは問題企業、あるいは赤字企業と書いたことがある。またまた赤字企業の買収・・・高い買い物をして苦しむことになるかもしれない。と言うことでこんなものでは材料にはならないと思うが・・・?それでもここには目立つネタがあると飛び付く”★★”な御仁が多いので、果たして如何に???

 
エフェクターの株価は陰で工作している”大●●”者がいると見えて、何の理由もなく大きく値を上げている。終値は前日比6000円高の17万1000円で取引を終えている。今週に入り月曜日の8000円高、今日の6000円高と2度大きく値を上げ、先週末の終値からは1万1000円も上げている。過去に何度も繰り返されている怪しい動きだが、今度の狙いは唯一つズバリ『株主総会』対策の画策と見る。尤も公開価格38万円からはほど遠く無駄な足掻きに過ぎないが・・・。

 ところでエフェクターの発行済み株式数がいつの間にか960株増えている。ロックアップされていないSO(ストック・オプション)が少しづつ行使されている。3月29日IPO時には9万8050株、それが現在は10万9730株と1万1680株分のSOが行使されたことになる。ところで4月上旬に約3万4000株を対象としてロックアップ覚書締結を発表している。それによると『覚書締結時における代表取締役:2年、取締役及び監査役:1年、従業員及びその他:6ヶ月』とある。10月上旬に最初のロックアップ解除第一弾、そして来年4月には第二弾、再来年4月には第三弾が待っている。今までSOの権利行使したくとも出来ずにウズウズしている”金の亡者”どもが、ロックアップ解除と共に動き出すのは”火を見るより明らか”。そうなれば株価がどうなるかは容易に想像できる。

 昨日の
ブロードバンドタワーが発表した決算短信で『2006年6月期決算の経常利益(非連結)が前期比1.8%の増加』の見通しを示した。これでは市場の高成長期待を裏切ることとなり、大きな失望感が一挙に拡大したと見られる。上場後2度目のストップ安(100万円安)を記録し、終値は671万円で取引を終えている。これで3日連続の下落となり、下落幅は何と201万円!現時点では”第2のガンホー”どころの騒ぎではないが・・・果たして明日以降どちらに向かうのだろうか?

 追跡中のIPO5銘柄に目を転じると一休など4社の株価は大きく下落したが、
UCSの株価だけが2日続けてのストップ高と派手に舞い上がっている。テクノバーンにUCSに関して下記の考察が示されている。

 
今月は新規上場銘柄は1週間に1社程度と少なく、直近に上場したIPO銘柄特有の値動きの軽さに着目した買いが前日から続いている。市場では上場初日で公募組による売りは一巡したとの見方が強く、短期的にどこまで上昇できるか仕手株レース的な側面を強めてきている。

 ブロードバンドタワーは上場後7回のストップ高、2回のストップ安と非常に荒っぽい動きを示しているが、UCSも同様に仕手株の如き乱高下を繰り返すのだろうか?人間の欲望が絡むとそこには何やら得体の知れぬ魔物が介在し、複雑怪奇な状況をいとも簡単に作り出す。

 2005.08.26

 ライブドアの株価は昨日撒いた”JACHD子会社化”のこませの効果で前場寄り付き直後に507円をつけたが、終値は前日比8円高の498円で取引を終えている。予想通り多くの”★★”な御仁が喰らいついて来たと見える。ライブドアは約145億円と今までの中では最大の投資をしているが、JACHDは赤字企業、かつ中古自動車流通業界の競争激化の現状を考えると果たして投資対効果があるかどうか疑問がある。今日の上昇は何とかしてライブドアの株価を押し上げたい方々が一時的にしがみついた結果に過ぎない。一方JACHDの株価はライブドアの参入を受けてお祭り騒ぎ状態で3連騰で大きく株価を上げている。ライブドアは赤字企業にとり”救世主”で歓迎ムード一色で染まっている。しかしながらライブドアが参入して来たからと言っても、そう簡単にJACHDの業績が好転するほど世の中は甘くない。

 ガンホー・オンラインは分割権利落ち日を迎え、基準値312万円に対し362万円のストップ高買い気配のまま売買が成立しなかった。上場企業で唯一最低投資金額が1000万円を超えていたが、今回の分割で300万円台まで低下している。加えて株式分割特有の需給逼迫により買いが殺到した。さて来週のどの時点で値がつくのだろうか?そして効力発生日(10月20日)までどの様に株価が推移するのか興味が惹かれる。

 ブロードバンドタワーの株価は前場10時過ぎにストップ安(100万円安)をつけ、その後2度の激しい上下動の末終値は前日比21万円安の650万円で取引を終えている。チャートを見ると見事な”W”パターンを描いている。乱高下の裏には何やらきな臭い動きが見てとれる。個人投資家に激しい揺さぶりをかけて売りを誘い、株式を拾い集めを画策している機関投資家の存在があるのだろうか?それとも疑心暗鬼の投資家間で激しい心理戦が繰り広げられているのだろうか?ガンホー・オンラインに換わり最低投資金額が1000万円を超えることが出来るのだろうか?とにかくにも近々状況は明らかになる。

 追跡中のIPO5銘柄の株価は軒並み下落している。中でも昨日取り上げた
UCSはテクノバーンの指摘の如く仕手戦の様相を一段と強めている。2日続けてのストップ高(500円高)の後、今日は一転してストップ安(500円安)の4400円で取引を終えている。前場9時40分頃に4900円から急落し5分ほどの間の一瞬出来事・・・何と恐ろしいことだろうか?期間投資家の激しい揺さぶりによる個人の篩い落とし?それとも投資家間の心理戦?ブロードバンド同様週が明けないと状況は見えて来ない。

 2005.08.27

 MSCB発表後もそれほど変動していなかった
アドテックスの株価が月曜日から下がり始め、昨日は一気に下げ終値は前日比3300円安の4万9700円で取引を終えている。業績不安に加えてMSCBの不安がダブルに重なって売りを招いたと思われる。アドテックスのサイトには決算短信が8月30日掲載とあり、詳しくはそこを見ないと状況は把握できない。取り敢えず昨日の日本経済新聞の記事を転載する。

 
アドテックスは25日、2005年6月中間期の連結最終損益が4億9000万円の赤字(前年同期は1億2000万円の黒字)になったと発表した。従来予想は1億円の黒字。8億1500万円の貸倒引当金の計上などで特別損失が膨らんだ。

 
売上高は前年同期比24%減の48億円だった。従来予想を10億円程度下回る。事業体制を見直し、不採算部門から撤退したことが響いた。経常利益は23%減の2億6700万円。従来予想は2億5000万円。不採算部門からの撤退効果で粗利益率が改善した。

 某掲示板で「
UCSの1株当たりの配当5000円?」との書き込みがあった。7月20日に開示された『2006年2月期の業績見通しについて』によると2005年2月期の配当は5000円となっている。そして2006年2月期の配当予想は5円となっている。UCSは今年5月20日に1:1000の株式分割を行なっているので、株式分割前に換算すると確かに5000円となる。

 この様に株主に配当で利益を還元(
インカムゲイン)する企業がある。一方ではブロードバンドの様に「株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しており、企業体質の強化と将来の事業展開の為に内部留保を確保しつつ、配当していくことを基本と考えておりますが、当面は今後の事業展開に備え、経営体質を強化する為に内部留保を充実させたい」として配当を行なっていない企業も多くある。ライブドアなども同様な趣旨で配当していない。株価上昇で株主に利益還元、所謂キャピタルゲインを目指す企業もある。尤も株価が上がらず配当も無しでは株主はたまったものではないが・・・。逆に株価が大幅に上昇すれば配当なんか目ではないほどの利益を生み出す可能性がある。勿論配当があれば嬉しいが、多くの投資家は株価上昇による大きな差益を狙っているに違いない。


 2005.08.28

 ACCESSが500億円のMSCB発行を発表して既に3ヶ月を経過しているが、呆れたことに未だに具体的な使途を明確にしていない。ここまで事態が長引いているのはM&Aの交渉が難航している(あるいは破談)としか考えられない。株式の事情に詳しいある方に伺ったところによると「ACCESSのようにM&A目的で資金調達をしてその相手がなかなか明らかにならないのは珍しい」とのこと。2005年1月期決算で売上高113億4700万円の企業規模から見てどう考えても過大な資金調達にしたからにはそれなりの成算があったはずだが・・・?

 9月14日には2006年1月期中間決算発表が行なわれる予定になっている。そこが一つの大きなポイントになる。その時までに何も発表できないのであれば、流石に見通しが暗いのではないだろうか?引受け先の野村證券はMSCB200億円分を株式転換して既に大きな利益を得ていると思われる。残り300億円の株式転換が済まない段階では野村證券がしっかりと投資家の首根っこを抑え込める。やりたい放題で利益を確保できるのではあまりにも阿漕過ぎる。もしM&Aの見通しが立たない様な状況であれば、ACCESS経営陣は早期に繰り上げ償還を決断した方が怪我が小さくて済む。それともあっと言わせる様な隠し玉(画期的なM&A)が飛び出して来るのだろうか?そんなに簡単に美味しい話がまとまるとはとても思えないが・・・。

 フジテレビによるニッポン放送株式のTOB絡みで遂に株主代表訴訟が起こされた。東京電力の個人株主の女性2人が、現・旧経営陣17人に対し損害分約1億円を東電に支払うよう求めて東京地裁に提訴した。東電はフジテレビの要請に応じ1株5950円で約16万株売却した。この件では当時から東電などTOBに応じた企業の株主から不満の声が出ていて、いずれ株主代表訴訟に発展するものと見られていた。株主側は(1)公益事業を目的とする東電が特定企業を優遇する合理的目的はない(2)当時、東電には、株式や社債の発行など通常の資金調達以外の手段で、緊急に資金調達する経営上の必要性が全くなかった・・・などと主張している。司法が東電がTOBに応じた必然性をどの様に判断するのか注目される。もしかしたらこの先第2、第3の株主代表訴訟が起きることも考えられる。

 個人株主2人はTOBの応募締め切り日のニッポン放送株式の終値6600円とTOB価格5950円の差額650円に約16万株をかけた約1億円の支払いを求めている。堀江氏にニッポン放送乗っ取り騒動で株価が高騰していた時分の株価で損失を比較計算するのは如何なものとは思われる。しかしながらフジテレビは当初決めた5950円に固執し、株価が5950円を上回る状況にも関わらず買値を全く変更しなかったのも解せない。後日ライブドアとの合意で市場に出回っているニッポン全株式を1株6300円で買取ったのだからなお更筋が通らない。1株当たり350円の損失(6300円ー5950円=350円)と認定されても可笑しくないと思われるが・・・?TOBに応じる必然性にも疑問があるが、それ以上に最終買取り値6300円よりも安く売却したことから私個人としては東電経営陣が不利と考えるがどうだろうか?

 元はと言えば稀代の”お騒がせ男”堀江氏がニッポン放送乗っ取り騒動を引き起こしたことが全ての始まり・・・。挙句の果てにフジテレビから巨額の現ナマをせしめたグリーン・メーラーにか過ぎなかったのだからお話しにならない。そう言えば堀江氏はかつて「メデイアとネットの融合」などと大言壮語していたが、あれは単なる絵空事だったのだろうか?ライブドア・グループを太らせる資金を得る為の単なる歌い文句だったとしか思えない。
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