2005.09.05

 ライブドアの株価、ライブドア・マーケティングの株価共に軟調で引き続きジリ貧状態にある。ライブドアの株価は8月17日以来久しぶりに470円台まで落ち込み、終値は前日比7円安の477円で取引を終えている。一方ライブドア・マーケティングの株価は8月12日以来の4000円台となり、終値は前日比60円安の4970円で取引を終えている。両者共に堀江氏が一騒ぎ起こさないと株価上昇のEnergyが蓄えられない。衆院選出馬ネタで異様な盛り上がりをを見せたが、その”●●”騒ぎも一瞬で立ち消えとなりその後は全く冴えない。今週末の9月11日は衆院選の投票日で、堀江氏の結果がどう転んでも(どちらへ向かうはは分からないが)またもや”●●”騒ぎも再現になるかもしれない。つまらぬ話題作りで株価を動かすのではなく、本業の業績で堂々と勝負しないといずれ立ち行かなくなる。

 ところでライブドアのサイトに正体不明のカウンターがあり、今日の13時に向かってカウントダウンしていた。これがいろいろと憶測を呼び、某掲示板では「何かサプライズ発表?」などと期待していた方も見受けられた。そして今日の13時、何が起きたかと言えば今までYahooの真似に等しかったToppageのリニューアル・・・とは言ってもあまり変わり映えはしていないが・・・。それに加えてサイト利用者が1500万人を超えたそうで、『利用者1500万人達成キャンペーン』のお知らせが載っている。それにしてもカウントダウンとはライブドアらしい実に”大袈裟”なやり方・・・『中身は大したことがなくても演出効果を狙う(サプライズを装う)ところは流石稀代の”お騒がせ男”堀江氏』と妙なところで感心する。


 
ガンホー・オンラインの株価は5営業日続けての凄まじい高騰に一区切りつき、終値は前日比85万円安の600万円で取引を終えている。株式分割権利落ち日から暫くこの様な異常な熱気に包まれた相場が続くことがあるが、必ずその後子株還流に向けて大きな反動があり下落する。ここの株式を売買している方は当然その様なことは承知しているはずで、明らかに天井を探りながらどこかで巧いこと高値で売り抜け様としている。昨日の終値685万円が天井かどうかはまだ判断できないが、明日以降も当面凄まじい心理戦(駆引き)が展開される。この様な値嵩株式は利幅が大きくマネーゲームの格好の対象・・・ハイリスク・ハイリターン(あるいはロス)の典型で”恐怖の大王”が手ぐすね引いて待っている。

一方
ブロードバンドタワーの株価は遂に500万円割れとなり、終値は前日比37万円安の474万円で取引を終えている。上場後の最高値の約半分になってしまったが、恐らく下落傾向は変わらずもう暫く下がり続けると予測している。ここもそうだがIPOの異常人気とも思える過熱ぶりがその企業価値をはるかに上回る株価を引き出すことが多い。(良くも悪くも)未知の可能性を秘めたIPO銘柄に様々な人の思惑が集中した結果の現われと見る。

 昨日新規上場した
日本社宅サービスは公開価格40万円の3.75倍の150万円の初値をつけたが、その後一気に急落し何とストップ安(30万円安)の120万円で取引を終えている。公開株式1000株に対して出来高が4815株(発行済み株式数9735株)から推測すると、抽選で手にした方に加えて既存株主の一部が利益確定売りに出たのではないだろうか?初値ベースでの2006年6月期の予想PER(株価収益率)は115倍と高く、過熱感を警戒して高値売却の動きに出たとも推察される。ここは大企業向けの社宅業務代行サービスを手掛け業績は安定的な成長を続けているが、企業価値の実力以上に評価された結果が今日の株価の動きに出たと見られる。しかしながらまだ始まったばかりでこの先どうなるか当面推移を見守って行く。

 2005.09.06

 ライブドアの株価ライブドア・マーケティングの株価共に引き続き軟調で全く勢いがない。ライブドアの株価は更に大きく下げて460円台まで落ち込み、終値は前日比15円安の462円で取引を終えている。もしかすると明日にも450円割れ?と注目している。一方ライブドア・マーケティングの株価は5営業日連続の下落となり、終値は前日比150円安の4820円で取引を終えている。もしかしたらこちらも週末には4500円割れ?と注目している。両者共にインチキで上げた分はきちんと借りを返してもらわないと道理に合わないので、当面まだまだ下落基調が継続するはず・・・。

 ところで堀江氏が昨日の街頭演説で「比例区には、ぜひ郵政民営化に賛成の公明党とお書き下さい。」とアピールした。今まで堀江氏は公明党に関しては“我関せずの姿勢”をとっていたが、ここに来て急に態度を急変させた。狙いは明らかに広島6区の2万〜3万票とも言われる公明党の票・・・それなりに善戦しているものの苦戦が伝えられる堀江氏がなりふり構わず公明党に擦り寄ったと思われる。ライブドアの社長という立場から公明党の支持母体・創価学会のイメージがつくことを避けてきたが、ここに来ての態度表明が選挙にとって更には本業にとってプラス?マイナス?か微妙なところがある。何せ世の中の一般人の創価学会(=公明党)アレルギーはかなり根強いものがある。とにもかくにも今回の堀江氏の公明党支援表明は単なる”●●”丸出しの俗物的行為としか言い様がない。

 近頃好調な
フジテレビの株価が大幅に値を下げ、終値は9000円安の24万6000円で取引を終えている。最近1ヶ月で約4万円ほど上げたので、恐らくここが取り敢えずの利益確定売りどころと見られたのではないだろうか?まさかNEWSの未成年飲酒問題で仙台中央署が飲酒の場に同席していたK女子アナ他フジテレビ社員数名の立件を見送るとしたことに市場が不快感を示したとは思えないが・・・。

 ガンホー・オンラインの株価は寄り天で今日もまた大きく値を下げ、終値は前日比85万円安の518万円で取引を終えている。あまりの過熱ぶりに天から冷気が注がれたと見るべきで、先週末を天井に当面下落し常識的に考えれば株式分割前の株価を基準として300万円前後に落ち着くと考えている。一方ブロードバンドタワーの株価は乱高下したが最後の20分ほどで急激に戻し、終値は前日比18万円高の492万円で取引を終えている。最後の上げは明らかに恣意的な動きで高値売り抜けを狙った悪い輩の画策かもしれない。とにもかくにもここの下落基調は変わらないと見ている。

 いつも思うがお祭り騒ぎに浮かされて高値掴みして泣きを見る方が必ず出て来る。株式投資は(ギャンブルと同じで)全員が儲かることなどあり得ない。無論自分が損すると考えてギャンブルに手を染める人は誰もいない。そこに”魔物”が入り込む隙が生じ、自分を見失うと時として大きな深手を負うことにもなり兼ねない。
ギャンブルでは冷静さを失った者が敗れ去ることを忘れてはならない。

 2005.09.07

 ライブドアの株価は前場寄り付きから勢いがなく今日もダメの雰囲気だったが、大引け1時間前から突然急上昇して取引を終えている。14時頃には455円、ところが終値は前日比10円高の472円と一挙に17円戻している。一方ライブドア・マーケティングの株価も親同様に全く冴えなかったが、大引け直前15分ほどで突然突然急上昇しプラスに転じて取引を終えている。4710円から一挙に150円も引き上げ、終値は前日比40円高の4860円で取引を終えている。明らかに親に連動しての不審な動きと看做せる。

 ライブドア・グループの株価は毎度のことながら何も材料が無くても突然大きく動く。今日の様な短時間の急激な上昇には明らかに恣意的な狙いが背後に見え隠れする。有体に言えば”株価操作”の疑いと言うことになる。今回もまたどこぞの誰かが意図的に高値誘導の買いを仕掛けたのに対して、”●●”な個人が喰らいついた結果と推察される。両者共に明日もこの勢いで上昇し続けるとは到底考えにくく、再び下降線を辿り更に下を目指す展開になると推測している。そうならないことには”●●”げたインチキを許すことになり気分が悪い。

 堀江氏は広島6区の選挙区回りで忙しくしていると思ったら、昨日東京に舞い戻り日本外国特派員協会で好き勝手な話をしていた。余裕の表われか、お得意のPerformanceか?それにしてもこの時期に堀江氏を呼んで喋らせる日本外国特派員協会は何を考えているのかと訝しく思う。また”こんな時期にこんなことを言わなくてもと思う様なことを平気で言う”堀江氏の無神経さには呆れ果てる。

 堀江氏は天皇制について「憲法が『天皇は日本の象徴である』というところから始まるのには違和感がある。」と述べている。過去の天皇制とは異なり、天皇は何の権力も持っていない。憲法で定める象徴天皇制について何が問題でどう変えるべきと言うのだろうか?また日本の国家体制について「大統領制にした方がいい。特にインターネットが普及して世の中の変化のスピードが速くなっている。リーダーが強力な権力を持っていないと対応していけない。」としている。これではまるで独裁者の出現を標榜する危険な発想にしか聞こえて来ない。過去に強力な権限を手にしたリーダーの中には歴史上大きな過ち犯した者もいる。リーダーが強力な権力を持つことの危険性をどれだけ認識しての発言か疑念がある。堀江氏の歴史認識を1度聞いて見たい。

 もしかしたらマスコミの伝え方が不充分で堀江氏の意図が正しく伝わっていない可能性もある。言論の自由があり公序良俗に反しなければ何を言っても構わないが、誤解を招く様な発言は慎むべき・・・。堀江氏はどんな形にせよ有名になった自分の発言の持つ重みを受け止めなければならない。堀江氏は何らかの意図で世の中に問題提起したつもりかもしれないが、わざわざ選挙の時期にそれも日本外国特派員協会で発言する必要はない。

 
エフェクターの株価はロックアップ解除第一弾を約1ヶ月後に控えて、どこかの誰かが必死に値崩れを防いでいる様に見受けられる。一時16万円を割り込んだが、終値は前日比2000円安の16万1000円で取引を終えている。今までに何度も15万円を割り込みそうになっているが、その度に怪しい力が働いて盛り返している。その陰にはあと1ヶ月ほどでロックアップ解除されるストック・オプションの第一弾が・・・?もしかしたら僅か1万円でSOを行使する権利を持っている連中はそれこそカウントダウンして待っているかもしれない。少しでも高ければ”濡れ手に粟”の大儲けとなる。尤もこんな”▼▼”株式を手に入れたい投資家が果たしているのだろうか?SO行使でここの株式が市場に溢れたら・・・暴落は必至???

 2005.09.08

 ライブドアの株価は子会社ターボ・リナックスの上場で2005年9月期決算に売却益7億9500万円を計上する予定となったことが材料視されて前場で一時479円まで上昇した。後場に入ってから失速し終値は前日比5円安の467円で取引を終えている。子会社の上場益は一過性のものに過ぎず中長期的に見れば単なる一時所得に他ならない。子会社が好業績により親に貢献すれば確かな材料になるが、ターボ・リナックスは果たしてどんなものだろうか?ターボ・リナックスの2004年6月期決算では売上高6億6400万円、経常利益5100万円でそんなに素晴らしい企業とは思えない。この業界は競争激化でそんなに美味しい事業分野ではない。しかしながら何と言っても”お騒がせ男”が率いるグループの子会社なので、業績なんてどこへやら株価はお得意の”●●騒ぎ”を演じる可能性が高い。

 ところで今度の日曜日は衆議院選挙の投票日・・・堀江氏は広島6区に出馬しているが、同じ日高知では『ホリエモン』が第6Rに11頭立ての2枠で出走する。前走2着の『ホリエモン』が1番人気で相手関係からも勝機は充分にある。一方苦戦を伝えられる堀江氏は果たして1番になることができるのだろうか?共に勝利の美酒に酔いしれることができるのか、それとも共倒れ、あるいは・・・?

 エフェクターの株価は8月15日以来の15万円台に下落し、終値は前日比3000円安の15万8000円で取引を終えている。ここは公開価格の38万円に戻すことなど到底考えられず、それどころか上場以来の最安値更新の危機に晒されている。最安値更新の危機が迫って来るとその度に不審な株価上昇があるが、裏で妙な株価対策(あるいはインサイダー疑惑?)が蠢いていると思わせる節がある。今回もあと1ヶ月に迫った(第一弾)ロックアップ延長とか、まさか株式分割などの奇策を打ち出して来ることも無いとは言えない。何かある時には恐らくまた開示前に不自然な(インサイダーもどき)の株価上昇を見せるかもしれない。何せ胡散臭さが充満しているエフェクター・・・しっかりと監視しなければならない。

 ACCESSの株価は3営業日ぶりに大きく反発し、終値は前日比11万円高の274万円で取引を終えている。8月30日以降の上がり方には明らかに何らかの思惑が感じられる。9月14日の中間決算発表で好業績、更に大型M&Aの発表への期待感が過熱気味の株価の動きに作用していると考えられる。もしかして9月14日に何も出なかったらその場合の反動は大津波の様に襲って来るかもしれない。それにまだ野村證券の手元には300億円のMSCB残高が爆弾?として存在していることを忘れてはならない。

 2005.09.09

 ライブドアの株価は堀江氏の選挙結果への期待感?・・・落選?それとも当選?・・・からなのか意味不明の上昇で、終値は前日比18円高の485円で取引を終えている。で、本業の業績そっちのけでこんなお祭り騒ぎでもないと株価が上昇しないとははっきり言って実に”●●”な話・・・。どうせ週明けの株価も堀江氏が選挙に勝った、負けたでどちらかに大きく動くに違いない。ライブドア・グループ株式を保有している方のレベルが分かるというもので、あまりの”●●”さ加減にはほとほと呆れ果ててしまう。

 ようやく
ACCESSが500億円のMSCB発表してから4ヶ月半にして大型のM&Aを発表した。今年12月に携帯機器向け組み込みOS製造大手のPalmsource, Inc.(アメリカ カリフォルニア州)をACCESSの完全子会社Applo Merger Sub Inc.(アメリカ デラウェア州)に吸収合併する予定としている。買収費用は約3億2000万$(日本円にして約358億円)でMSCB総額500億円に見合う使途と言える。長々と待たせたが使途を明らかにしたことで、今まで投資家の間にくすぶっていたMSCBへの不満は取り敢えず抑えることができると思われる。

 ところでPalmsource, Incの2005年5月期決算では売上高7191万1000$(約79億3400万円)、営業利益▲1024万1000$(▲11億3000万円)・・・2004年5月期決算でも営業利益は▲1279万9000$で2年連続で赤字になっている。大型M&Aとは言えやはり予想通り赤字企業・・・高い収益を上げる可能性のある企業かもしれないが、業績向上で黒字に転換しACCESSの業績に貢献するのはなかなか容易なことではない。ACCESS経営陣は総額500億円の巨額の増資に見合う結果を出さなければならず、今回のM&Aを含めてその手腕が問われることになる。

 後場取引開始直後にM&Aが発表されるとACCESSの株価は287万円まで上昇したが、その後は下降に転じ終値は前日比7万円高の281万円で取引を終えている。待ちに待ったM&A発表後の反応にしてはあまりにも薄過ぎる様に思える。期待外れだったのか?それとも既に株価に織り込み済みと言うことなのだろうか?8月29日の終値が240万円だったのが昨日の段階で274万円と短期間に34万円上昇している。表立った材料が何も無く何やら不自然な上昇にしか見えなかった。もしかしたら今日のM&Aの先取りと言えば聞こえは良いが、まさか情報が漏れていたのでは?端的に言えばインサイダー取引の疑念が生じる。真相は闇の中・・・果たして如何に???

 今日のM&Aが実施されればMSCB残高の300億円の野村證券への繰り上げ償還の可能性はほとんど無くなった。株式に転換した200億円分については今までの株価上昇で充分過ぎるほどの利益が得られる。野村證券は残り300億円についてどの様な方針で臨むのだろうか?転換価額には常に10%のDiscountがあるので、仮に転換価額が上昇してもそれ以上に株価が上がれば10%以上の利益が見込める。株価を一旦下落させて転換価額を低く抑えてその後株価上昇に誘導すれば更に儲かる可能性がある。いずれにせよ一般投資家は”お釈迦様の手の掌にいる孫悟空”の様な存在で、300億円のMSCBが残っている間は野村證券の思いのままに操られるだけに過ぎない。

 ブロードバンドタワーはIPOから僅か1ヶ月強で早々と1:5の株式分割を発表した。株式分割基準日は9月30日、効力発生日は11月18日となっている。分割権利落ち日は9月28日で間隔が中10営業日と短い。あまりにも手際よくIPO当初から用意周到に株式分割のタイミングを見計らっていた節がある。 分割権利落ち日までの10日間に株価がどの様な動きを示すか興味深い。その後は株式分割によくあるパターンのお祭り騒ぎになると思われる。ちなみにガンホー・オンラインは分割発表から分割権利落ち日まで24営業日あり、その間株価は上下動を繰り返しながら結局分割権利落ち日直前の終値は分割発表日よりも少々上げている。分割権利落ち日以降は5営業日連続のストップ高の後下降線を辿っている。 ところで8月29日に
「もしかしたら起死回生の一発が『株式分割』なんて・・・ことがあったりして?」と書いたが、ズバリ予想が的中して自分でも驚いている。まさかこんなに早くやってくるとは・・・!

 2005.09.10

 ライブドアの子会社ターボ・リナックスが9月15日に大証ヘラクレスに新規上場されると言うことで注目を集めている。何せ話題沸騰?のライブドア・グループのIPOなので、なお更多くの欲望が蠢いて”●●”騒ぎになる可能性が高い。企業価値などどこへやら株価が勝手に一人歩きすることもあり得る。ところでここは公募株式数1万株(公開株式数1万9000株)、発行済み株式8万7000株で公開価格は10万円となっている。似た様な規模のIPOにあの悪名高きエフェクターがあるが、違っているのはこちらが名証セントレックス、それに公開価格が38万円とはるかに高いこと。まさかエフェクターの様なことはないとは思うが、果たして初値は幾らでその後どの様に株価が推移して行くのだろうか?

 1:100の様な規模の大きい株式分割は不正の温床となる可能性があり、株式投資のマネーゲーム化を煽るな株式分割は早急に規制すべきと考えている。既に東証が1:5を超える大型分割の自粛を書面で各社に要請している。更に株式分割権利落ち日から効力発生日(実際に新株式が交付される日)までの期間短縮を盛り込むなど、金融庁は来年1月の対策導入を目指しているとのこと。過熱気味のマネーゲームを沈静化させる為にも、取引の自由度を損なわない程度に株式分割を規制する必要あると考える。

 株式分割を意図的に悪用していると看做せるケースが多くある。1:101の株式分割に絡む疑惑で今年2月初めから監理ポストに割り当てられたシーマ、1:100の分割など計4回で3万分割を行ない実質的な株価吊り上げで時価総額をバブルの如く増やし雪だるまの様に膨れ上がっているライブドアなど・・・。  これらのケースは投資家を弄ぶ不自然な行為にしか思えない。


 2005.09.11

 高知競馬第6R(ダート1300m、不良馬場)に『ホリエモン』が出走し、圧倒的な1番人気(単勝1.3倍)に応えて快勝した。スタート直後から2番手につけて4角手前で逃げる『タマテバコ』を交して先頭に立ち、直線は突き放す一方で1分25秒8、2着に6馬身の大差をつけた。2着以下の馬とは明らかに格の違いがある。デビュー後9戦目の初勝利だが、今日のレースっぷりからはクラスが上がってもかなり走ると思われる。近い将来の高知競馬の看板馬になる可能性がある。

 ところでライブドアと高知競馬との業務提携の話はどうなっているのだろうか?具体的な提携策がさっぱり伝わって来ない。一方ではソフトバンクと岩手競馬の業務提携、それもかなり具体的な話として報じられている。これと比較するとライブドアと高知競馬との業務提携に進展がなさ過ぎる。このままでは堀江氏の売名行為ではと疑われることになるが・・・?

 高知の『ホリエモン』は期待に応えて圧勝したが、一方の広島6区の「ホリエモン」はどうなるだろうか?堀江氏劣勢と伝えられてはいるが、終盤になり意外に評判が良く盛り返して来ているとも言われている。何せ”選挙は水物”、有権者の行動がぎりぎりでどの様に動くか予測がつかない。投票率が上がり若者の票が堀江氏に行く可能性もある。亀井氏、堀江氏、佐藤氏(民主党)の3つ巴の激戦で当落の判明が遅くなると思われる。佐藤氏は比例区の重複立候補で小選挙区でダメでも復活の目があるが、亀井氏、堀江氏は小選挙区のみで後がない、謂わば”背水の陣”でダメなら終わりの厳しい闘いに挑んでいる。この他にも東京10区、東京12区、岐阜1区、静岡7区、北海道比例区など見どころが多い。私の選挙区にイマイチ緊迫感がないのでどうしても他の激戦区に目が向く。今日の深夜には全てが決まるが、さてどうなるだろうか?
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