2007.1.1
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は一世を風靡した堀江氏、そして村上氏が相次いで討ち死にした。流石にそこで打ち止めとなり安堵している。もう一人危惧していたM氏はどうやら無事だったが・・・叩けば埃が出そうで心配な一面は依然として残っている。それはともかく今年は不祥事もなく順調に伸びることを願っている。
今日ニューイヤー実業団駅伝が行なわれた。4区までは日清食品が2位以下を大きく引き離していた。しかしながら中国電力は5区の佐藤敦之の快走で大逆転・・・そのまま押し切った。長丁場の駅伝は最後まで何があるか分からない。だからこそ面白い。
さて明日から2日間箱根駅伝・・・今年もTVに張り付いて観戦。毎年箱根駅伝で1年が始まる。さてまずはどこが往路優勝するのだろうか?”筋書きの無いドラマ”に今からワクワクしている。
2007.1.2
箱根駅伝往路はまず大方の予想通り東海大の佐藤悠基がスタートから飛び出した。そのまま2位以下に4分もの”想定外”の大差をつけて早稲田渡辺康幸の持つ記録を7秒更新する1時間1分6秒の区間新で押し切った。4区までは東海大が2位に4分9秒差をつけて逃げ切るかに思えたが、今年もまたもや最後に大逆転のドラマが待ち構えていた。順天堂大今井正人が5区で昨年記録した自身の区間新記録を25秒縮める1時間18分5秒で快走・・・箱根芦ノ湖のゴールでは1分42秒の差をつけ2年連続往路優勝を果たした。さて明日の大手町のゴールテープを真っ先に切るのはどこだろうか?この先何が起きるか分からない。益々期待が高まる。
明日高知競馬第5R(ダート:1400m)に「ホリエモン」が出走する。前走は果敢に逃げてゴール寸前クビ差交され2着と惜敗した。発走除外後の復帰8戦は好走/凡走を交互に繰り返し・・・となると今回は凡走する番となる。それはともかくそろそろ7勝目を上げても良い頃だが・・・。
2007.1.3
箱根駅伝復路は順天堂大が昨日の貯金をしっかりと活かし安定した走りで逃げ切った。往路、復路共に1位の見事な完全優勝・・・6年ぶりの美酒を味わった。昨年優勝の亜細亜大は往路で後手を踏んだのが響いたが、往路盛り返し10位とシード権をギリギリで確保した。早稲田大は昨年まで4回連続のシード落ちと振るわなかったが、今年は何とか6位食い込み関係者はホッと胸を撫で下ろしていると思われる。しかしながら古豪復活にはまだほど遠い。一方優勝経験のある山梨学院大、大東文化大、神奈川大が揃ってシ−ド落ちの不甲斐無い成績とはいったいどうしたことだろうか?確かに栄枯盛衰は世の常だが・・・とにもかくにも来年に向けての奮起を期待する。
今日の高知競馬第5Rに出走した「ホリエモン」は2着の「バーニングスマイル」に1馬身1/2の差をつけ快勝した。好スタートから果敢にハナに立ち鮮やかに逃げ切った。ようやく1走毎の好走/凡走のサイクルが崩れた。発走除外のアクシデントから半年・・・久しぶりの勝利(7勝目)で今後に向けて弾みがついたに違いない。
2007.1.4
今日は今年最初の取引日となる大発会・・・昨年暮れの好調さを引き継ぎ日経平均は続伸(TOPIXも続伸)した。前場のみの取引で終値は127円84銭高の1万7357円67銭と昨年4月以来の1万7300円台を回復した。世界的な株高、円安の進行、企業業績の増益基調、それに日本株式の出遅れ感が働きまずは好調なスタートを切った。このままの勢いが持続することを期待している。
Yozanの株価は年明けの今日もまた下落した。いったいどこまで下げるのだろうか?終値は前日比38円安の1763円で取引を終えている。これほど下げると新たな資金調達が更に困難になるが・・・。台所事情は相当苦しい筈・・・(他人事ながら)懐具合が心配になって来る。
愈々TTGは明日最終取引日を迎える。ここまで何事も無くただひたすら下降線を辿り、終値は前日比2円安の3円で取引を終えている。もし明日ストップ高となれば33円となるが・・・何処から考えても”●●”騒ぎは今更あり得ない。となると久しぶりに株価1円があるかどうか・・・?
2007.1.5
最終取引日を迎えたTTGは遂に”●●”騒ぎが起きることなくひっそりと市場から去って行った。株価1円があるかどうか注目していた・・・。大引け直前に1円をつけたが、結局終値は前日比1円安の2円で取引を終えている。債務超過を資産超過と偽り資金調達したことで金融庁は昨年12月27日TTGに対し課徴金1億3133万円の納付を命じている。2006年3月期決算にて監査法人が「継続企業の疑義注記」がつけただけに、形を変えてTTGホールディングスとしたところで失った信用を取り戻すのは難しい。
2007.1.6
昨日最終取引日を迎えたTTGの次はミサワホーム九州・・・こちらは1月29日付け(最終取引日:1月26日)で上場廃止となる。12月25日からの2営業日日連続の不可思議なストップ高の後は5営業日連続の下落となっている。昨日の終値は前日比10円安の139円で取引を終えている。こちらはまだ14営業日残している。”●●”騒ぎが起きるのだろうか?それとも・・・?さてここはミサワホーム傘下での再建は可能なのだろうか?再建可能としても再上場は如何に・・・?
昨日金融庁は『日興コーディアルグループに対し5億円の課徴金を3月6日までに納付』するよう命じた。これで行政処分が出て一件落着とは行かない。新体制による真相究明はまだ始まったばかり・・・。とにもかくにも膿を全て出して再発防止策をキチンと出さないことには信用回復には至らない。口先だけでコンプライアンス(法令遵守)を叫んでいる経営陣が跋扈する様では日本の将来に危惧を感じる。
アドテックスの民事再生手続き廃止決定からまもなく3ヶ月になる。開示には『約1〜2ヶ月の間に営業譲渡の事前準備を行ない破産決定後の速やかに営業譲渡を終える予定』とある。果たして破産手続きは進んでいるのだろうか?民事再生手続き中に怪しげな再生案を提出した長井博實氏が横槍を入れているのだろうか?ところで営業継続を目指すとしていたが・・・実際に営業を継続出来ているのだろうか? これだけ信用を失った企業と取引を望むところがあるとは思えない。
2007.1.7
存亡の危機のある高知競馬は12月31日から1月3日の4日間の売上げの好調さに助けられ当面の存続が決まった。高知競馬は2003年度から四半期毎の累積で赤字に転落すれば廃止されることになっている。「ハルウララ」人気で稼いだ貯金もブームが去ってからは取り崩して何とか累積黒字を確保していた。遂に貯金も底をつきギリギリの状況に追い込まれ、年末年始の4日間で約750万円以上の利益を確保しなければ”The
End”となるところだった。しかしながらまだまだ安心出来る状況にはない。累積黒字は約900万円にしか過ぎない。今四半期の収益次第では廃止もあり得る。
ところで「ハルウララ」は現在どうしているのだろうか?移送された那須トレーニングファームから他へ移されたとの報道もある。2005年8月馬主の安西氏は「ハルウララ基金」を立上げた。集めた資金を基に「ハルウララ」の地方巡業により危機に瀕している地方競馬を支援するとしていたが・・・。全く何の動きも無いまま現在に至っている。安西氏のサイトを見るとハルウララ基金のページなど久しく”工事中”になったまま・・・。恐らく上手く行っていないことの表われと見ている。「ハルウララ」を巡る一連の経緯を振り返ると安西氏の行動には腑に落ちないことが多い。このままでは単なる安西氏の売名行為とされても致し方がない。安西氏には説明責任があると考える。