2007.10.1
UBSは7-9月期決算で8億スイスフラン(約800億円)の赤字に転落と発表した。今回の損失はサブプライム関連の証券化商品の処理による。業績悪化を受けて投資銀行部門の組織を見直し年末までに約1500人の人員削減を行なう。USAではモルガン・スタンレーなどが6―8月期に合計25億ドル超のサブプライム関連の損失を計上、又スイス銀行大手のクレディ・スイスも(金額は明らかではないが)7―9月期決算についてサブプライム問題の影響を受けたことを明らかにしている。金融のプロの無様な失態が次々に明るみになっている。まさに”●●”としか言い様がない。
2007.10.2〜10.3
エフェクターが『役員の異動のお知らせ』を開示した。開示によると玉谷専務が取締役を退き研究部長となる。又どうにもならない”●●”前社長の金ヶ崎氏は既に社長を退き名誉会長(研究統括)になっている。企業として何の業績も出していないのに名誉会長とは呆れ果てるが・・・。それはさておきこの二人はエフェクター経営不振の謂わば”A級戦犯”・・・。当然永久追放になって然るべきところがそうならないのが”▼▼”企業・・・。しっかりと居直ってエフェクターを食い物にするものと見える。
2007.10.4
今日午後のなって「イングランド銀行(英中央銀行)が4日の金融政策委員会で利下げに踏み切る」との噂が流れた。そこでポンドが売られドルもつられて売られ瞬間的に1$=116円77銭→116円44銭に急落した。18時時点では1$=116円60銭近辺に戻している。時折怪しげな噂がまことしやかに囁かれ市場が混乱することがある。どこの世界にも悪い輩がいる。どうせどこぞの誰かが意図的に流しているのに違いない。(一時的にせよ)それに踊らされる”●●”がいるのは実に嘆かわしい。さて、大方の予想通りイングランド銀行、欧州中央銀行共に政策金利を据え置いた。ガセネタを流したのはどこのどいつ?
2007.10.5
先程世界中の注目が集まるUSA9月度非農業部門雇用統計(季節調整済み)が発表された。前回の8月度には4000人減との極めてSchockingな数値が出て株価、為替相場に大きな影響を与えた。今回労働省が発表した9月度に雇用者数は市場予想(10万人)を上回る11万人増、加えて合わせて7月度の雇用者数:6万8000人増→9万3000人増、8月度の雇用者数:4000人減→8万9000人増に改定された。上方修正は結構な話だが・・・。特に8月度の数値の違いは何故?世界中の経済指標に多大な影響を与える数値の発表にこれほどの誤差が生じるのは如何なものか。
2007.10.6〜10.7
現在の為替レートは変動相場制で時々刻々変化している。それではいったいどの値で決済などを行なっているのだろうか?そこで登場するのが『中値』、これはいったい何?午前9時55分時点での為替レート・・・この時点でのレートが次回の中値設定迄使用される。つまりある時点での固定レートであり次の中値設定迄に大きな変動があっても関係ない。10月5日の対$中値は116円40銭近辺だったがその後USA9月度非農業部門雇用統計発表後には117円近辺迄円安が進んだ。それでも中値は変わらない。次回の中値設定は10月9日午前9時55分、そこ迄は10月5日の設定値が使用される。